色々な犯行手口:防犯対策@知識集

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色々な犯行手口

・合鍵を作る

玄関先や牛乳箱に置かれた置き鍵を持ち出し合鍵をつくってから、後日悠然と、しかも何度も侵入を繰り返すというケースもある。
 元になる鍵があれば、旧来のものであれば簡単に合鍵をつくることができるからだ。


・のぞき

のぞきといっても、盗撮などではない。(当たり前だが^^;
 「インプレッション」や「のぞき」といって、鍵穴からピンの配列を読み取り、新たな鍵を作り出すといったやり方である。これは手練の技の持ち主にしかできないことであろう。


・焼き破り

ガラスを携帯用のバーナーで熱して、温度に夜収縮差をりようして、自然破損をする手口である。
 ガラスを割る方法としては込み入っているが、窓をわり、クレセントを操作するという手順や所要時間において、こじ破りと大差ないものである。


・鍵の締め忘れ・・・^^;

意外かも知れないが、こういう侵入方法も多いのである。鍵を閉め忘れたり、ゴミを出しに行っている隙間に侵入されてしまうのである。
 侵入盗犯は短時間でも金品のありかをみつけることができるからである。


・打ち破り

殴打や、投石によりガラスを割るやり方で、こじ破り同様手を差し入れられる程度の小さな開口をつくりクレセントを操作する場合もあるが、最初から人間が通過できるほどの大きさに破壊することもある。
 また、ガラスにガムテープを貼り、破壊を行うこともある。


・こじ破り

ドライバーをガラスとサッシの隙間にねじ込んでガラスを割り、クレセントを操作することで、不正に開放する手口。
 開口が三角形になることが多いので、三角割りとも呼ばれる。


・ねじ切り

シリンダーやノブをレンチでつかんでもぎ取るやり方。かなり荒っぽいやり方ですね。


・つぼ抜き

単列ピンタンブラーをドリルで打ち抜くやり方。


・打ち抜き

錠やシリンダーをハンマーで叩き込むやり方。う~ん、やはり名前の通りそのまんまですが^^;


・兆番外し

これも強引な開け方である。
 玄関ドアなどによく見られる外開きのドアは、必然的にドアの回転部分にある兆番の軸が外部に露出する構造となる。この無防備な部分を切断して、ドアそのものを外して侵入するとういものである。ぅ~ん強引。


・かんぬき切断

これも文字通り、かんぬきをノコギリで切断するもので、デッドボルトに柔らかい材質が使われいる場合やスイング形式のドアのように戸当りがない建具では、特に危険性が高い。


  ・こじ開け

文字通り、ドアをバールなどでこじ開ける手口ですね。そのまんまです。
 この乱暴な開け方は従来から多く発生していて、鍵がいくら頑丈に作られていても、弱いドアでは意味がないのである。こうした道具を使うと、錠が潰れるだけでなく、建具や戸枠さえも変形してしまうことも少なくないからである。
 ちなみにこのバールはピッキング防止法により、所持が制限されている。サイズは作用部が幅2cm以上で、全長25c、以上のものになる。


・ホールソーによる鍵穴壊し

これは、シリンダーを破壊・解錠するために特殊な工具を使ったもので、キーの形状をした別製の軸を市販されているホールソーという工具に装着してドリルでシリンダーを破壊する。専門的な言い方だと破錠と呼ばれている。
 特に近年は、キーの紛失での解錠依頼でも、お客さんの目の前でのピッキングははばかられている。また、ピッキングを行うにしても大変な技術と時間を使うため、破錠する場合も多い。


・破壊用シリンダー回し

これは鍵穴にドライバーのようなものを差し込んで、力任せに回しシリンダーを破壊するものである。車上荒らしなど、自動車の鍵穴を壊して行う手口もこれの類似と考えられている。
 そのためにピッキング防止法により先端5mm、柄の長さ15cm以上のマイナスドライバーと専用工具の所持が制限されている。


・サムターン回し

サムターンは室内側のドアにある、施錠用のつまみのことで、つまみをまわすと、ドアの内側からデッドボルトを作動させることができる。
 サムターン回しとは、新聞受けやドアの隙間、のぞきめがねやドアの一部を破壊した上で簡単な道具を差込サムターンを回す事で不正に解錠する手口である。
 シリンダーの取替えだけではこの手口は防げない。総合的な対策が必要である。

・カム送り解錠

バイバス解錠ともいわれ、ピッキングのようにシリンダーではなく、直接ケースに働きかけ、デッドボルトを作動させるやり方である。
 カム送り解錠のカムとはデッドボルトを錠ケースから送り出して施錠したり、する部分を指す。
 鍵を差し込んでシリンダーを回すと、このカムが動いてデッドボルトを動かすことになる。
 カム送り解錠とは、この仕組みを利用して錠ケースの隙間やシリンダーとドアの隙間から針金などを差し込むことで、カムを直接動かし、解錠する手口のことである。

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