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シリンダーは、細かな部分の集合体である。毎日使うものであるから磨耗や不具合も起きてkる。長持ちさせるためには当然正しいメンテナンスが必要になってくる。
鍵の本体の動きが悪くなったと思ったら、扉を開けたままにします。この状態で鍵の操作をしても問題が起きないようなら、建て付けの狂いか破損なので修理が必要である。
逆に動きが悪いままなら、本体に潤滑油をさしてみると良い。これで直ることが多い。ドアクローざーで自閉しなくなった場合もラッチ部に油を差してやると良い。
一方、鍵が抜き差ししにくい場合や、回りにくい場合は鍵穴の潤滑剤がきれている場合が多い。近年のディンプルキータイプなどは、内部構造が精密なために外部で使用した場合など、塵や埃ですぐにこのような状態になることが多い。
その２の場合になったときでも、すぐに鍵穴に油をさしてはいけません。
シリンダーの内部には特に微細なスプリングなどが使用されている。油は粘性が高いので、こうした部品の動くを阻害し、もっとひどい状態になる場合も多いので注意が必要である。
シリンダーに注入してよいのは専用の潤滑油だけである。これを定期的に（月2回程度）するだけで寿命も延ばすことができる。
また、潤滑油が無い場合は、緊急的には鉛筆の芯の粉末でも代用できる。鉛筆の芯はシリンダー内部に当初から塗布されている黒鉛粉末とおなじものだから。これをキーにまぶしてやると劇的に状況が改善することがあるのでお試しあれ。
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