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まず通報が出た場合に、どれぐらいの時間で現場に到着できるのかという点である。ほかにもパトロール要員が巡回している場合には、どれぐらいの頻度で自宅付近を通るのかを確認する必要がある。設置される機器に差がなければ、なるべく早く、頻度が多いところに頼もう。会社の名前の大小は関係ない。
次にポイントとなるのが、機器の使い勝手で、日常にあまり手間がかかるようだと、問題にもなりかねない。面倒だから使わないということになれば本末転倒だからだ。
次に検討するのは警備の内容で、簡易なプランであれば、どの警備保障会社でもそれほど差はないが、複雑なプランになると会社ごとによってだいぶ色がでてくるのだ。
そして最後に料金が気になるところだろう。契約する警備保障会社や導入するプラン、もしくはサービスの内容によっても当然異なってくるが、導入するに当たって考えなくてはならないのは、委託費用を払い続けていくことが可能かどうかという点である。
錠の設置などの物理的な防犯対策ではランニングコストを計算する必要はほとんどないので、これはホームセキュリティ独自の問題だろう。リースなどを利用した場合、途中での解約が可能かどうかなどの確認も必要となる。
またこうした設備は新築時のほうが望ましい。センサーなどの機器の配線を行う必要があるので、当初の設計段階から検討するほうが機器やコード類の露出を抑えられて、美観を損ねないからだ。余分な工事費用も発生しない。
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